地金・吹延加工
       

 貴金属の加工方法には大きく分けて「キャスト」と「手作り」・「機械加工」があります。「キ
ャスト」は各製造メーカーが社内で行う事が多いのですが、「手作り」・「機械加工」の場合は専
門業者が製造する板や線といった素材を購入して行います。貴金属を溶かして板や針金に加工する
作業を「ふきのべ加工」と言い、「吹延」または「吹伸」と書き。板を作る作業を「圧延」、針金
を作る作業を「伸線」又は「線引」と呼びます。
 当社では地金の配合・溶解から圧延・線引作業を行ない、素材としての板や線を提供しています。
決まったサイズのストックはなく、お客様の希望に合わせた注文生産となります。加工賃は次のペ
ージの通りで、金・プラチナの場合は100g、銀の場合は1sが最低料金となり、これより少な
い場合でもこの重量の加工料を頂くことになります。
  貴金属の線の溶解には一般的に「連続鋳造」という装置が使われます。これは溶解した地金をる
つぼの下または横から連続的に引き出すもので、後の加工工程が大幅に節約できます。連続鋳造で
出来た直径8o位のワイヤーは、溝ロールあるいはタンデム圧延機という機械を通してより細くさ
れ、最終的に伸線機という機械にかけられ、ダイヤモンドのダイスを通すことによって決まったサ
イズの線が出来上がります。
  板の場合は2本のロールが回転している圧延機の中に地金を通す事により板厚を薄くして製品と
しています。