地金・吹延加工 プラチナホワイト Pt1000 K18C 吹延加工料金 ろう材料 鋳造用材料 ホームページ ●プラチナホワイト 売れ筋地金のご紹介
数々の優れた特徴のあるハードプラチナで、一度使うと必ずファンになる地金で、プレスや手 作りを中心にして良く売れています(ただしキャストは出来ません)。 プラチナベースにメインの割金はタングステンで、@強度がある。Aバネ性がある。B傷つき にくい。C切削性がよい。D熱に強い。E焼鈍で黒くならない。F光沢が白い。という7つの優 れた特徴を持っています。 ●●●用途にあわせて3タイプ(Pt900とPt850の合計6種類)●●● ハード(ピン用)・・・抜群のバネ性でプラチナだけを使ったジュエリーが可能になりました。折角 の高級ジュエリーでも、従来のプラチナでは強度が不足している為に、ブロー チピン、ピアスの針、タイバーなど、極めて強度を要求される部分には、K1 8やK14等を使用せざるをえない場合がありました。しかしその様な個所に も、Hv350という超硬材なので安心して使用することができます。 ミディアム(汎用)・・・バフがけが容易で仕上げ易く、傷が付きにくい特徴を利用して、高級手作 り品の製造に適しています。焼鈍で黒くならないので次工程で磨き直しの手間 がかからず、また、ネジの谷の部分、篭状のチェーンの内側のように磨きが出 来ない個所には特に有用です。鑞着けしても軟化したり、変形したり、余計な 部分が焼き付いたりしないので、作業性が向上します。もちろんバネ性も抜群 で、特に折り曲げ加工を伴うクラスプの製造にむいています。 ソフト(プレス用)・・・引張強さ(加工材)は85s/muもあり、パラジウム割りプラチナのほほ 2倍あります。従ってパイプにした場合には半分の薄さで同じ強度を得ること ができます。同様にプレス材として使用しても半分近くの薄肉の製品を作る事 が出来、経済的です。
純プラチナはそのままでは柔らかすぎてジュエリー用の素材としては適さないのですが、平成 5年頃より微量元素を添加したり、表面処理や特殊な加工を行う事によって、造幣局のPt10 00の検定刻印を取れる商品が続々と開発されてきました。工業用のガラス製造には以前から純 プラチナに近い素材が使用されており、その技術を応用したものです。 グラスファイバー繊維は高温のガラスをプラチナのノズルを通して糸にして作っています。 材料のプラチナは金属分が微量でもガラス中に溶けこむと品質の劣化が起こるため、純プラチナ を使用していますが、高温に耐え変形し難いことが必要であり、数十ppm他元素を添加しただけ の殆ど純なプラチナが使用されてきました。 これらの合金がさらに改良され、Hv100を超えるようなジュエリー用Pt1000として 登場し始めました。各社で様々な添加物を入れた物が市販されていますが、定番となるものはま だなく、ユーザーの立場からすれば、規格統一が待たれるところです。 これらの添加物は、従来プラチナを悪くするとして敬遠されていた有害元素を敢えて使用して いるものなので、屑を割り落としてPt900にするなどは決して行なってはいけません。
時効処理後
Pt950
Pt900
10%H2SO4
1810
1800
Pt850
強い素材を必要とする部分に使用するハードK18で、K18(5)に近い色調のC5とK18 (6)に近いC6の2種類を用意しています。K18(5)の加工材の引張強さは54Kg/muであ るのに対し、C5のそれは90Kg/muと2倍近い強度を持ち、キャストも出来るので、多くの需要 があります。 この材料を使用すれば、同じ強度で軽い製品を作ることが可能であり、そして耐久力もあります。 時効硬化も出来、イヤリング、イヤリングのポスト、止め金、軽いジュエリーに向いています。時 効を行なう前に、通常のK18よりも高温でなまし、時効硬化は370℃で1時間行ない、水没せ ずに空冷します。
K18(6) K18(5) K18(4) K18(2) K18(Z6) K18(Z5) K18(C6) K18(C5) K18(PG) K18(GG)
134 215 125 153 895 920 144 237 134 194 885 895 156 246 150 226 880 885 166 263 154 265 890 895 125 233 126 157 140 237 139 185 184 146 184 165 173 265 155 246 48 122 49 53
2N 3N 4N 5N
16 %Ag-9 %Cu 12.5%Ag-12.5%Cu 9 %Ag-16 %Cu 4.5 %Ag-20.5%Cu
貴金属の加工方法には大きく分けて「キャスト」と「手作り」・「機械加工」があります。「キ ャスト」は各製造メーカーが社内で行う事が多いのですが、「手作り」・「機械加工」の場合は専 門業者が製造する板や線といった素材を購入して行います。貴金属を溶かして板や針金に加工する 作業を「ふきのべ加工」と言い、「吹延」または「吹伸」と書き。板を作る作業を「圧延」、針金 を作る作業を「伸線」又は「線引」と呼びます。 当社では地金の配合・溶解から圧延・線引作業を行ない、素材としての板や線を提供しています。 決まったサイズのストックはなく、お客様の希望に合わせた注文生産となります。加工賃は次のペ ージの通りで、金・プラチナの場合は100g、銀の場合は1sが最低料金となり、これより少な い場合でもこの重量の加工料を頂くことになります。 貴金属の線の溶解には一般的に「連続鋳造」という装置が使われます。これは溶解した地金をる つぼの下または横から連続的に引き出すもので、後の加工工程が大幅に節約できます。連続鋳造で 出来た直径8o位のワイヤーは、溝ロールあるいはタンデム圧延機という機械を通してより細くさ れ、最終的に伸線機という機械にかけられ、ダイヤモンドのダイスを通すことによって決まったサ イズの線が出来上がります。 板の場合は2本のロールが回転している圧延機の中に地金を通す事により板厚を薄くして製品と しています。
K18 K16 K14 K12 K10 K9
840 820 750 780 720 760 680 750 650 730 630
液相点℃ 価格の目安 バーナー 備考
Pろう1500 Pろう1200 Pろう940 Pろう840 Pろう770
1500 74 酸素 品質重視 1200 33 酸素 やや経済的 遅ろう 940 31 ガス やや経済的 一般用 作業性重視 840 33 ガス やや経済的 早ろう 作業性重視 770 18 ガス 経済性重視
3分ろう 5分ろう 7分ろう 倍ろう
820 展延性に富む 790 ↑ 790 ↓ 770 流れが良い
キャストを行なう場合は、原材料を直接坩堝の中で混ぜ合わせると成分にバラ付きが生じるの で、金、プラチナ、銀ともに、あらかじめ成分調整した長さ約50o、縦横6oの角棒を使用す るのが一般的です。融点の高いプラチナ以外では、「笹吹」と呼ばれる粒を使用することもあり ます。 金合金の場合は、金地金と割金とをるつぼの中で直接混ぜあわせることもあります。 キャストで使用した地金(ツリー)はそのまま再使用することも出来ますが、地金商にて6o 角棒などに再加工した材料を使用した方が、間違いない品質の物が得られます。